お墓

雨が降っていてもお墓参りをしていいの?雨の日のお墓参りの注意点。

この記事は、

今回の内容は要するにコレです
  • 雨が降っている時にお墓参りをしてもいいのか
  • 雨の日にお墓参りをする時の注意点

について書いています。

お墓参りは、

  • 命日
  • 法事
  • お盆
  • お彼岸

など、一年のうちに何度もお参りする機会がありますよね。

すると、お墓参りをしようと思っていた日に【雨が降っている】ということもあると思います。

もしも、お墓参りを予定していた日に雨が降っていたら、あなたはそのままお墓参りに行きますか?

それとも、後日に延期をしますか?

どうやら、『雨が降っている時にはお墓参りをしない方がよい』という昔からの言い伝えがあるようです。

はたして、その言い伝えのように雨の時はお墓参りをしない方がいいのでしょうか?

また、どうしても雨の日にお墓参りをしたい時には、どのような事に注意をすればよいのでしょうか?

この記事を読めば、雨が降っている時でも安心してお墓参りができるようになりますので、ぜひ最後までお読みください。

雨が降っていても、お墓参りをして大丈夫です

お墓参りへ行こうと思っていたのに、雨が降ってしまっている、ということはよくあることですよね。

あなたは雨が降っていてもお墓参りに行きますか?

じつは、昔から

『雨が降っている時にはお墓参りをしない方がよい』

と言われているんです。

でも、はっきり言ってこれは【迷信】ですよ。

ぼくは、

雨が降っていてもお墓参りをしてよい

と考えています。

というか、

お墓参りをするのに天気の良し悪しは一切関係ない

んですよ。

だって、仏教のどの宗派でも『雨が降っている時にはお墓参りをしてはいけない』なんていう教義はありませんからね。

つまり、『雨が降っている時にはお墓参りをしない方がよい』なんていうのは仏教的な考え方でもなんでもないんですよね。

じゃあ、なぜそのようなことが言われるようになったんでしょうね?

それは、

  1. 安全のため
  2. 衛生面
  3. 陰陽の考え方

という理由によるものです。

この中でも『安全のため』という理由が一番しっくりくると思います。

確かに、墓地は墓石や敷石といったように【石だらけ】ですし、墓石はキレイに磨き上げているので、水に濡れるとものすごく滑ります。

日頃から墓石に関わっているお坊さんのぼくでさえも、気を抜くとズルッと足を滑らせることがあるんです。

これがもし高齢者の方だったりしたら、そのまま転倒してしまい、墓石に身体を打ち付けてケガをしてしまうかもしれません。

そのようなことを予防するためにも、『雨が降っている時にはお墓参りをしない方がよい』と言われるようになったのでしょうね。

ですから、逆に言えば、

  • 雨が降っている時にお墓参りをする場合は滑らないよう十分に注意する

ということを忘れなければ、お墓参りをしたって大丈夫なんですよ。

『衛生面』での理由は、

  • 昔はご遺体をそのまま土中に埋葬する【土葬】だったので、墓地の不衛生な土汚れなどを家まで持ち帰ってしまわないようにするため

ということです。

でも、現在では【火葬をした後の骨壺の状態】での埋葬なので、衛生面では問題ありません。

よって、少なくとも現在においては、お墓参りをしてはいけない理由にはなりません。

『陰陽の考え方』の理由は、

晴れという【陽】に対して、雨というのは【陰=マイナス要素】だから、お墓参りをするにはふさわしくない天気である

ということです。

雨は、生物や植物にとって命の源、つまり生命維持に必要不可欠な要素です。

なので、ぼくは、雨は【陰】ではなく、むしろ【陽=ポジティブ要素】であると考えています。

つまり、お墓参りをするには何も問題はないのです。

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雨の日にお墓参りをする時の注意点

雨が降っていてもお墓参りをして大丈夫です。

ただし、晴れている時とは違って、雨の日ならではの【注意点】があるので、その中の大事なことを3つ紹介します。

①掃除もするつもりなら【雨がっぱ】を着る

あなたは、どこかへ出かける時に雨が降っていたら、たぶん【傘】を持って行きますよね?

ということは、雨の日のお墓参りの時にも傘を持って行くわけです。

もしも、ちょっと手を合わせに行くだけとか、お線香だけ供えるというようなお墓参りだったら、傘を持ってお参りすればいいです。

しかし、お墓参りだけではなく掃除までするつもりなのであれば、傘だけではなく、

『雨がっぱ』

を持って行くことをおすすめします。

ぼくも雨の中でいろいろと試してみましたが、雨の日の作業にはやっぱり【雨がっぱ】が一番いいんですよ。

傘をさしながらでも、墓地の掃除ができないわけではないですが、それだと、

  • 常に片手がふさがるので掃除がしづらい
  • 両手を使いたくて、頭をかしげながら首と肩で傘の持ち手を挟んでも、ちょっとした風でも傘がグルンと動いてしまう
  • 頻繁に傘が墓石にカチカチ当たってしまう

ので、とにかく《何か作業をするのには不向き》なんですよね。

そして、そんなことを繰り返していると、掃除が終わる頃には雨で全身が濡れていることでしょう。

だから、基本的には、掃除をするなら【雨がっぱ】を着た方がいいんですよ。

さらに言えば、雨がっぱでも、

  • 上着とズボンにちゃんと分かれているタイプの雨がっぱ

がいいですね。

そうです、全身を完全防備できて、なおかつ動きやすいような雨がっぱがいいんです。

雨の日にお墓参りと掃除をするなら、上から下まで繋がっているような、いわゆる『ポンチョ』みたいなタイプの雨がっぱではない方がいいのです。

『ポンチョ』のタイプは、見た目はとても良いですが、掃除をする時に墓石にすそが引っかかりますし、しゃがんだりすると結局は下半身が濡れてしまうんです。

そのようなことを気にしながらお墓参りや掃除をしていると、肝心な足元の注意がおろそかになり、滑ってしまうんですよね。

しかも動きづらい『ポンチョ』のタイプなので、滑った時とっさに体勢を立て直すことができずにそのまま転倒してしまうことだってあるんです。

なので、見た目は少しくらい悪くても、しっかりと上着とズボンが分かれているタイプのモノにした方がいいんですよ。

例えば、コチラみたいな動きやすい雨がっぱなんかは特におすすめです。

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②雨で滑るので、とにかく【すべての動作をゆっくり】が鉄則

あなたがまだ小さかった頃に、親からこんなことを言われたことはないですか?

  • 「こらこら、そんなに走ったら転んじゃうよ。」

って。

幼い子どもとその親が一緒に道を歩いている時の決まり文句です。

おそらく99%の人が、小さな頃に親からこの言葉を言われたはずです。

でも、逆に、

  • 「こらこら、そんなにゆっくり歩いたら転んじゃうよ。」

って言われた人、います?

いないでしょ?

ものすごく当たり前のことですが、動作を素早くすると勢いがつくので、転んだり滑ったりしやすくなるんです。

それは雨が降っていたら、なおのこと。

さらに、墓地にある墓石はキレイに磨き上げているので、非常に滑りやすいんです。

なので、雨が降っている時のお墓参りは、

すべての動作をゆっくり

が鉄則です。

普段のようにパッパッと動いちゃダメですよ、気をつけていたって滑るんですから。

とにかく、一つ一つ周囲を確認しながら【ゆっくり】ですよ。

もし、素早く動いてしまったら、あの世にいるご先祖様の声がお墓から伝わってくるかもしれませんよ、

  • 「こらこら、そんなに早く動いちゃ滑っちゃうよ。」

って。

お線香に火をつける時にはターボライターを使う

雨のお墓参りで苦戦するのが、

線香に火をつけること

です。

まぁ、線香に火をつけるのって、雨じゃなくても意外に苦戦するものなんですよね。

それが、雨が降っていたら余計に手こずってしまうわけです。

なので、まず、雨の日は無理にお線香を供えなくてもいいと思いますよ。

もちろん、本来であれば、お墓参りをする時にはお線香を供えるべきですよ。

ただ、雨が降っているので、なかなか『普段どおり』というわけにはいかないと思うんですよね。

ですから、『手を合わせる』だけにして、お線香は省略することも仕方ないことかなと思います。

それでも、やはりお線香を供えたいという場合は、早く火をつけられる、

『ターボライター』

を使った方がいですよ。

100円くらいで買えるような火がポッと出るタイプのライターだと、晴れの日でもなかなか線香に火がつきませんが、雨の日になるとさらに厄介です。

火をつけるのにモタモタしていると雨がどんどん線香を濡らしてしまい、最終的には何をしても線香に火がつかなくなります。

ですから、晴れの日はもちろんのこと、雨の日こそ火力の強力な『ターボライター』が活躍するんですよ。

ちなみに、ぼくが自信を持っておすすめできる唯一のライターがコレです、よかったら一度お試しください。

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そもそも、雨の日は無理にお墓参りをしなくても大丈夫

今回の記事の主な内容は【雨が降っている時にお墓参りをしてもいいのか?】ということです。

あの、今さらこんな事を言うのも何ですが、雨が降っていたら、

無理にお墓参りをしなくても大丈夫

ですからね。

たとえその日が故人の命日でも、お墓参りが数日程度遅れるくらいなら何の問題もありません。

故人の命日にお墓参りができないからといって、故人が怒ることもありませんよ。

仏様の世界におられる方々は、そんなに小さなことにはこだわりません。

だから、天候が悪ければ、安全面を考えて後日に延期するというのもアリです。

もしかすると、雨に濡れて風邪をひいてしまう可能性もあります。

でも、あなたはきっと「雨は降ってるけど、何だかお墓参りをしておきたいな。」と思っているんですよね?

そのように思ってくださっているのなら、ぜひともお墓参りをしてください。

雨の中わざわざお参りをしてくれているあなたに対して、ご先祖様や亡きご家族はきっと喜んでいらっしゃるはずです。

ただ、もしも体調がすぐれない場合などは、雨の日に『無理をしてお墓参りをしない』ようにしてくださいね。

まとめ:雨が降っていてもお墓参りをして大丈夫!でも、滑ってケガをしないよう十分に注意をしてください。

お墓参りは、あなたの都合の良いタイミングで行けばいいと思いますよ。

たとえ、それが『雨』が降っているような日でも、あなたがお墓参りをしたいんだったら行くべきです。

本来なら毎日のようにお寺へ行き、本堂のご本尊様に手を合わせて、そしてお墓参りをするものなんです。

毎日のようにお墓参りをしてれば、そりゃあ雨が降る時だって当然ありますよね。

というか、実際のところ毎日お墓参りなんてできませんし、それはお墓と家が近くにあるのが普通だった時代の話。

現代では、命日、法事、お盆、お彼岸のような【仏事の節目や行事】の時だけお墓参りをする人が大多数。

そうすると、お墓参りに行こうとしていた日に雨が降ることも十分にあり得ることなんです。

雨が降ったらお墓参りはダメなんてことはありません。

雨でも晴れでも同じです、

お墓参りに天気の良し悪しは一切関係ありません

から。

お墓参りに行こうと思ったのなら、天候の良し悪しに関係なくお参りをしてください。

ただし、雨の時のお墓参りはケガをしないように普段よりも慎重にお願いしますね。

そして、雨のお墓参りの時には相応の格好や準備をしておいてください。

ご先祖様も、雨の降る中あなたがわざわざお墓参りに来てくれたことをきっと喜んでいると思いますよ。