【お坊さんが暴露】お経や話を聞くと眠くなる理由。その対処法とは?

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お坊さんのお経や話は眠くなる

お葬式や法事では、お坊さんがお経を読んだり、参列者に向けていろんな話をします。

あなたは、お坊さんのお経や話を聞いているうちに眠くなってしまった経験はありませんか?

眠くなっていることが他の人にバレないように頑張っても、ちょっと気を抜くと頭がカックンとなりますよね。

じつは、お坊さんのお経や話を聞いて眠くなるのは仕方のないことであり、あなたは何も悪くありません。

この記事では、お坊さんの僕が以下について詳しく解説しています。

  • お坊さんのお経や話を聞くと眠くなる納得の理由
  • お葬式や法事のときに襲ってくる睡魔の撃退法
  • 眠そうな参列者を見たときのお坊さんの意外な心理

お葬式や法事で眠くなる理由と、その対処法が分かりますので最後まで読んでみてください。

未熟僧

法要時の眠気に対する罪悪感が消えますよ。

ちょっと自己紹介

この記事を書いている僕『未熟僧(みじゅくそう)』は、お坊さん歴25年以上。仏事の疑問を解消するいろんな情報を発信しています。

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お坊さんのお経や話(法話)を聞くと眠くなる理由

『お葬式や法事でお坊さんがしていること』といえば、

  • 聞いても意味が分からないお経を読む
  • 難しくてよく分からない話をする

ですよね?

それらを聞いているうちに強い眠気に襲われ、いつの間にか目を閉じてしまう人も多いです。

お葬式や法事というのは、故人を偲んで供養をする大事な場面。

それなのに、なぜ、どうしようもなく眠くなってしまうのでしょうか。

じつは、お坊さんのお経や話を聞いて眠くなる理由があるのです。

お経を聞くと眠くなる理由

お経を聞いて眠くなってしまうのは、お経を聞いても意味が分からないからです。

というか、お坊さんでも初めて聞くお経だと意味を理解するのが困難です。

お坊さんは、お経を読むときに『経本』を見ています。

経本には漢字がズラーッと並んでおり、それらの漢字をすべて【音読み】します。

ところが、この【音読み】というのは聞いただけでは意味が分かりにくいんですよね。

例えば、あなたは『サンセキ』という言葉を聞いて、それがどのような意味だと思いますか?

『山積』でしょうか?

それとも『参席』でしょうか?

あるいは『三隻』でしょうか?

このように、音読みというのは聞いただけでは意味が分かりにくいのです。

これがもしも『やまづみ』と訓読みで聞けば、『山積』の意味とつながります。

それなのに、お経はひたすら一定の音程とリズムで音読みをするので、聞いている側はさっぱり意味が分かりません。

聞いても意味が分からないお経は、単調な音のように感じるので、それがずっと続けば退屈になりますし、眠くなるのが当たり前です。

それに、お経は読み方が決められているので、聞いて分かるように勝手に工夫することができないんですよね。

僕たちお坊さんも「これじゃ眠くなっても仕方ないよな。」と思いながらお経を読んでいますから、眠くなっても気にしないでください。

未熟僧

あなたが悪いのではなく、お坊さんが読んでいるお経に問題があるのです。

でも、ここであなたに1つお伝えします。

お経というのは、故人の供養のためだけに読むものではありません。

じつは、お経を聞いた人みんなにご利益があるんです。

しかも、お経の意味が分からなくても聞いているだけでご利益があるんですよ。

お坊さんは、『故人』と『その場にいるすべての人』にご利益があるようにお経を読んでいます。

眠くなる気持ちはよく分かりますが、眠ってしまうとせっかくの『お経のご利益』を取りこぼしてしまうのでもったいないですよ。

お坊さんの話(法話)を聞いて眠くなる理由

お葬式や法事で眠くなるのは、お経を聞いているときだけではありません。

他にも【お坊さんの話(法話)】を聞いているときに眠くなってしまう人が多いんですよね。

お坊さんの話を聞いて眠くなってしまうのは、お坊さんの話術面での実力不足が原因です。

あなたは、お坊さんの話を聞いて「話が長いし、言ってることも難しくてよく分からないな。」と思ったことはありませんか?

もしもそういう経験があるなら、そのお坊さんは僕と同じで『話が下手くそ』なんです。

僕のような『話が下手くそ』なお坊さんは、

  • 使う単語が難しい(専門的)
  • 口調やテンポがずっと同じ
  • 身ぶりや手ぶりが少ない
  • 分かりやすい例え話がない

といった特徴があります。

僕もできるだけ気をつけているのですが、どうしても上記のような症状が出てしまいます。

それでも、話の内容さえ面白ければちゃんと聞いてもらえるんです。

未熟僧

逆に、内容がつまらないと、恐ろしいほど無反応です。

聞いている側だって、つまらない話をされると退屈になり、そのうちお坊さんの話し声が単調な音に聞こえてくるでしょう。

そうなると、後はもう眠気との闘いになってしまいます。

ですから、お坊さんの話を聞いて眠くなってしまっても、それはあなたのせいではなく完全に『話が下手くそ』なお坊さんに原因があるのです。

お経や話を聞いて眠くならないようにする対処法

お坊さんのお経や話を聞いて眠くなってしまうのは仕方ありません。

そうはいっても、他の人の前であまり露骨に眠そうな態度はできないですよね。

では、どうすれば眠くならずにすむのでしょうか。

前日にはしっかりと睡眠をとる

眠くならないようにする方法の1つめは、前日にはしっかりと睡眠をとることです。

これは、ものすごく当たり前のことであり、基本中の基本です。

お葬式や法事の会場が、あなたの自宅から遠く離れた場所ということもあります。

そうすると、まず長時間の移動で疲れてしまうんですよね。

さらに、お葬式や法事といった場面は意外と『緊張』をするため、自分で思っている以上に疲れてしまいます。

そして、ほとんどの人は『お焼香』をするまでは気を張っていますが、お焼香が終わると安心してしまうので、そこからが眠気との闘いです。

未熟僧

移動と緊張で疲れているのに、意味の分からないお経や面白くない話を聞けば、眠くなるのは当然のこと。

ですから、普段よりも疲労することを想定して、前日にはしっかりと睡眠をとっておかなきゃいけません。

できれば、いつもより2時間くらい多く睡眠を取るように心がけましょう。

法要の会場内にあるものをじっくりと観察する

お経や話を聞いて眠くなってしまうのは、それに対して『興味が湧かない』からなんですよね。

意味の分からないお経や面白くない話に興味なんて湧くはずがありません。

だから、眠くなってきたら法要の会場内にあるものをじっくり観察してみてください。

未熟僧

お経や話から意識をそらしてください。

お葬式や法事の会場には、普段はあまり見ないようなものがたくさんあります。

会場がお寺であれば、いろんな仏具があるので見ていて飽きることはないでしょう。

それらを1つずつじっくり観察すると意外と面白いですよ。

きっと、

  • 「この飾りにはどんな意味があるんだろう?」
  • 「これって値段はいくらするのかな?」
  • 「当たり前のようにやっているものは、本当に必要なんだろうか?」

など、いろんな疑問や興味が出てきます。

そんなことを考えているうちに、いつの間にか法要が終わっているでしょう。

とはいえ、お葬式や法事は『故人の供養』が目的なので、会場内の観察ではなく、故人との思い出を振り返りながら【故人の冥福を祈る】ことに集中してほしいものです。

また、お葬式や法事の最中に「そもそも、お葬式とかお墓って本当に必要なのかな?」と供養について考えることもあるでしょう。

そんなときは、帰宅後にあなたと家族が本当に望む供養方法を改めて考えてみてください。

近年では、お墓についてよく考えた結果、後代の人たちへ『お墓の負担』をかけないために【海洋散骨】を選択する人が増えています。

あなたも海洋散骨に興味があれば、別記事の『【海洋散骨ガイド】散骨までの流れや費用など海洋散骨の全容を解説』を読んでみてください。

できるだけ目を閉じない

故人との思い出を振り返るにあたり、1つ大事な注意点があります。

それは、できるだけ目を閉じないということです。

私たちは、何かを思い出すときに【目を閉じる】ことがありますよね。

人間は、目を閉じると余計な情報を遮断でき、いろいろと思い出しやすくなります。

でも、故人との思い出を振り返るときに目を閉じていると、下手をすればそのまま眠ってしまうでしょう。

先ほども言いましたが、法要に参列すると心身ともに疲れてしまいます。

そんな状態で目を閉じると、後はもう眠りに向かって一直線です。

故人とのことを思い出すつもりが、いつの間にか夢の中へ誘われていくことでしょう。

なので、故人との思い出を振り返るときでも目を閉じないで、遺影をしっかりと見つめながら故人との思い出を振り返ってください。

『眠そうな参列者』を見たときのお坊さんの意外な心理

あなたが眠そうにしている姿は、お坊さんから見られています。

お坊さんの座っている場所からでも、あくびをしている姿や、頭をカックンとさせている姿、それくらいの動きはちゃんと見えるんですよ。

お葬式の式場などには、お坊さん専用の【銀色の香炉】が置いてあり、その香炉はしっかりと磨かれているので、式場内の様子が香炉に映るんですよね。

未熟僧

香炉の側面は丸くカーブしているので、まるでパノラマの鏡のように広範囲が見えますよ。

香炉から後ろの様子を見て、誰か眠そうにしていると、お坊さんのヤル気のスイッチがもう1つ入るんですよね。

誰かが眠そうにしていると、それが仕方ないことだと分かっていても、お坊さんとしてはやっぱり悔しいわけです。

だから、「あっ、眠そうにしているな。じゃあ、眠くならないように少しお経のボリュームを上げてやろう。」みたいにスイッチが追加で押されます。

また、話をしている最中に眠そうにしていたら、「あぁ、この話はダメなんだな。他の話題に変えてみよう。」とお坊さんにとっても良い勉強になります。

なので、あなたが眠くなっても、決して「お坊さんに対して失礼だ」なんて思わなくてもいいんです。

基本的に、眠くなるのはお坊さんが原因なのであって、それを教えてあげている、くらいの考えでかまいません。

余談ですが、『香炉に映った会場の様子』がお坊さんにだけ見えているように、当ブログでは一般の方には知られていない【お坊さんの裏話】をいろいろ紹介しています。

もしも「お坊さんの世界」に興味があれば『『お坊さん』に関するよくある質問や疑問をまとめました』の記事を読んでみてください。

まとめ:お経や話を聞いて眠くなるのは仕方ない

お葬式や法事のときに、お坊さんのお経や話を聞いて眠くなるのはよくあることです。

お葬式や法事で眠くなってしまうことを気にする人もいますが、その必要はありません。

だって、眠くなってしまうのは『お坊さんが原因』なのですから。

お経は単調にゆっくり読みますし、話の内容だって面白くなければ【子守歌】のように聞こえます。

それに、少なくともお坊さんは眠そうにしている人をみても怒りませんし、むしろヤル気が出てきます。

だから、もしも眠くなってしまっても「これは仕方ないこと、自分が悪いわけじゃない。」と割り切って大丈夫です。

僕たちお坊さんも、できるだけ参列者の皆さんが眠くならない法要ができるように努力します。

※ところで、お坊さんが木魚を叩く意味、知りたくないですか?

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