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お墓を建てるために投資信託を始めた知人。初心者にもわかる投資信託の話。

どうも、未熟僧(みじゅくそう)と申します。

私は20年以上お坊さんをしています。

あなたは、初めてお墓を建てる場合にいくらお金が必要かご存じですか?

土地の使用料と墓石の代金を合わせると、

  • 200〜300万円

くらいは必要なんですよね。

これって、とても大きな出費ですよね?

普通の家庭にとっては家計に大ダメージを与えますよ。

私の知人は、「オレはお墓に必要なお金を、今から少しずつ『投資』をして準備しようと思うねん。」と言いました。

これを聞いたら多くの人は、「えっ、投資なんてそんな危険な方法でお墓の費用を準備するの?」って思うはずです。

しかし、私は「あぁ、なるほど。そういう方法もエエんとちゃうかな。」って思いましたよ。

今回の記事は、

要するにこういう内容です

長期で蓄財するなら、預金よりも投資の方がいい

ということについて書いています。

お墓を建てられるくらいの【大きなお金】は数ヶ月で蓄えられるものではありません。

となると、今のうちから【生活に無理がない程度】に『蓄財』していかなければなりません。

それには、預金ではなく、

投資

の方がいいと思いますよ。

そして、投資の中でも、

投資信託(とうししんたく)

がおすすめです。

私は投資を始めて一年半程度の初心者ですが、投資信託はそんな私でも安心できる投資方法です。

この記事を読めば、私の知人のように『将来のために作っておきたいお金』を無理なく準備できる方法、つまり投資信託について理解できます。

初心者の私なりにわかりやすく説明しましたので、ぜひ一度読んでみてください。

お墓を建てるために投資信託を始めた知人

冒頭に登場した私の知人は、年齢が40代半ばです。

まだ【今すぐお墓が必要】な状況ではありません。

しかし、お墓を最初から建てるのは多くの費用が必要です。

彼は、その費用を『普段の生活にできるだけ影響させないように作りたい』と考えていました。

そして、定年する頃にお墓を建てるという予定で、それまでの約20年間は『投資』で費用を準備をしようと決めていました。

銀行への預金でもいいのですが、彼はあえて投資を選択をしたのです。

お墓の準備金200万円を用意するため、比較的安全な年利約3%を目標に複利で20年間運用し続けると、月々の積立金額は6,000円です。

知人の場合は、「毎月6,000円なら生活に影響しない金額だ。」ということでした。

私は、それに賛成しました。

というのも、私自身も投資を1年半前から初めており、【将来のお金を準備する】ためには銀行預金よりも投資をするべきだと考えていたからです。

20年間の長期運用であれば、複利の効果もそれなりに出ます。

毎月少しずつでもいいので積み立て型の投資を継続すれば、20年後には銀行預金とは比べ物にならないような金額になる可能性を十分に秘めているのです。

預金ではなく投資を選んだ理由

日本人の多くは、

  • お金は『銀行』に預けておくもの

という意識がとても強いですよね。

たしかに、銀行預金であれば1,000万円と利息の分までは保証をしてくれますし、今のところは他国の銀行に比べてある程度は信頼もできます。

しかし、資産形成をするという目的であれば、知人も私自身も、

銀行預金よりも『投資』をする方がいい

と判断しました。

私たちがなぜそのような判断をしたのか、その理由を説明します。

銀行預金は【倒産リスク】があるし、預金の利息も無いに等しいから

お金を【安全】に【減らさない】ように貯めるだけなら銀行預金がいいと思います。

とりあえず、お金を預けるだけで、安全に保管してくれたり、口座を通じて諸々の支払いもできますからね、多くの人が銀行預金を選ぶ気持ちはよくわかります。

でも、銀行だって会社ですからね。

今後もずっと存続し続けるとは限りませんよ。

つまり、銀行には【倒産リスク】があるのです。

まぁ、仮に倒産をしても、銀行には『預金保険制度=ペイオフ』がありますんで、預金残高がその保証の範囲内であれば特に問題はないですけどね。

とはいえ、私たちが銀行へ預金する理由の一つは『利息が付くから』だと思います。

昔は銀行預金の金利が良かったのですが、現在の金利では【スズメの涙】さえもありません。

現在の金利は、大手銀行の普通預金であれば【0.001%】ですよ。

しかも、その利息から税金を引かれるっていうね。

だから、もう【銀行預金の利息は無い】と考えていいと思いますよ。

それに対して、後ほど私がおすすめする投資方法の場合は、安全に運用しても【年利3%】は見込めます。

これって、ものすごい差だと思いませんか?

インフレリスクがあるから

あなたは『インフレ』という言葉を聞いたことがありますか?

インフレとは、簡単に言うと、

物価が上昇すること

です。

例えば、

  • 【100円】で買えるジュースが、一年後には、全く同じジュースなのに価格が【110円】になった。

とします。

つまり、物(ジュース)の価値が一年で【10円】上昇したわけです。

この場合、インフレ率(物価の上昇した割合)は【10%】ということになります。

いろんな物やサービスの価格でこのような現象が起きると、『インフレの状態』となるのです。

ということは、ですよ。

全く同じ物やサービスなのに、一年後には現在の金額では買えなくなるので、それはつまり、

一年をかけて、お金の価値の方が下がった

とも言えるんですよね。 

インフレによってお金の価値が下がるということは、インフレ率が10%である場合、お金の価値は10%減ってしまいますので、今日は100円のお金の価値が、一年後には90円の価値になってしまうのです。

このように、インフレの状態になると、何もしていないのにお金の価値がどんどん下がってしまうんです。

このことを、

インフレリスク

といいます。

これは、銀行預金だけの人にとっては無視できないことですよ。

ただ預金しているだけだと、この【インフレリスク】をモロに受けてしまい、もしかすると、今ある1,000万円のお金の価値が、一年後には900万円の価値になってしまうかもしれないんです。

そうなると、いくら銀行預金の利息の【0.001%】が付いたところで、まったく意味がありません。

ですから、この【インフレリスク】の対策として、投資をすることによって物価の上昇に合わせてお金を増やしておくのです。

まぁ、実際にはそれほど急激なインフレにはならないと思いますが、銀行預金だけではそういうリスクがあるということを知っておいてください。

投資信託って何?

私は、将来のためのお金を準備したのなら、銀行預金だけではなく投資が必要だと考えています。

あなたはもしかすると、投資に対して、

  • パソコンの画面に張り付いて、頻繁に株の売り買いをする

というイメージがありますか?

それは、『デイトレード』という神経をすり減らすような投資スタイルなんです。

普通の投資はそんなことをしなくてもいいんですよ。

私たちのような投資の初心者は、

  1. できるだけ安全な投資
  2. できるだけ効率がよい投資
  3. できるだけ手間のかからない投資

をするのがいいんですよ。

じつは、これらを一度にクリアした投資方法があるんです。

それは、

投資信託(とうししんたく)

です。

あなたも投資信託というのを聞いたことはあると思いますが、具体的な内容まではご存じないかもしれません。

私が以前に投資の先輩から教わったことを、なるべくわかりやすく説明してみますね。

投資信託とは、投資家から集めた資金を使ってプロに銘柄の選定をしてもらう投資方法

私のような投資の初心者は、どの会社の株を買えばいいかなんて判断できません。

あなただってそんな事はわかんないでしょ?

だったら、そういうことは自分でやらずに『専門家=プロ』に任せてしまえばいい。

私たち投資家の代わりに、プロが【銘柄】を選んで売り買いをしてくれるという投資方法を、

投資信託

といいます。

その名のとおり、大事な投資金をプロに【信じて託す】ってことです。

また、

大勢の投資家が資金を出しあって、その資金を元にたくさんの銘柄を買う

というのも投資信託の特徴です。

一人で複数の会社の株式を買うには、莫大な資金が必要です。

しかし、大勢の投資家から少しずつ資金を集めることによって、とても大きな資金を作り出すことができます。

その大きな資金でいろんな会社の株式を買って、それらの会社から出た利益を、資金を出した投資家達で分けるのです。

ですから、投資信託の商品というのは、

  • いろんな会社の株式を一つにまとめた【幕の内弁当】みたいなもの

と考えていいですね。

そして、この【幕の内弁当】みたいな商品のことを、

ファンド

といいます。

投資家は投資したいファンドを選び、プロはファンドの中の銘柄(会社)を選定する、ということなんです。

でも、じつは、銘柄の選定というのはプロでもよく間違えるんですよ。

それくらい市場を読むということは困難なことなんですね。

そうはいっても、私たちが何にも知らずに選定するよりマシですし、それに、いちいち自分で売り買いなんてしているヒマはありません。

ここは、ある程度はプロを信じて投資信託にするのが賢明かなと思いますよ。

投資信託で運用するまでの流れ

投資信託で運用を始めるまでにはいくつかのステップがあります。

大まかに言えば、

  1. ネット証券会社で口座を開設する
  2. 投資したいファンドを選び、買い付けの設定をし、証券口座へ入金する
  3. あとはもう慌てず焦らず、とにかく地道に買い続ける

こんなカンジですね。

最初はいろいろと面倒かもしれませんが、その後は基本的にほとんど放ったらかしの状態になります。

投資は自分であれこれやろうとすると失敗しやすいです。

投資信託を選んだのであれば、余計な事は一切しなくていいんです。

むしろ、ある程度は『良い意味で無関心』の方が期待どおりのリターンが得られるかもしれません。

買い付けの作業そのものは難しくないと思うので、投資したいファンドを選んだら、あとはプロにお任せしてしまいましょう。

ネット証券会社で口座を開設する

株式などの投資をするためには、はじめに証券会社や銀行に申し込んで専用の証券口座を開設する必要があります。

もちろん、証券会社や銀行はあなたが自由に選ぶことができます。

自由に選べるのですが、その前にメチャクチャ大事な注意点があります。

それは、

  • 証券口座を開設するために、証券会社や銀行の【店舗】に行ってはいけない

ということです。

あなたの『専門家の話をちゃんと聞いて、それから口座を開設したい』という気持ちはよくわかりますよ。

でも、店舗へ行っちゃダメ!

どうしても店舗に行くのなら、超高確率で『カモにされる』ということを覚悟しておきましょう。

たくさん店舗を持つ証券会社や銀行は、必ずあなたに【手数料の高いファンド】を売ろうとしますんでね。

これは断言できる、必ず、です。

駅前の超一等地に立派なビルを構えて、多くの従業員を抱え、大々的にCMを放送する、その費用は一体どこから出るんでしょうね?

それは、『銀行や証券会社の窓口に行けばいろいろと教えてもらえる』と信じて疑わない【カモの皆さん】から吸い上げたお金です。

そりゃね、店舗まで行けば店員さんは笑顔でいろいろと親切に教えてくれますよ、だってそうすれば無条件に信じてくれて、何も知らずに粗悪な商品を買ってくれるんだから。

あと、特にコレだけは守ってほしいのですが、あなたが預金口座を持っている銀行】で証券口座開設の申し込みをするのだけは絶対にダメ!

だって、あなたの預金残高がいくらで日頃どのような取引をしているのか全部わかっているんですよ、いいように高くて質の悪い商品を売りつけられること間違いなし。

わざわざカモがネギを背負って、鍋とお箸とお手拭きまで持って行くつもりなの?ってことです。

じゃあ、どこに行けばいいのか?

べつにどこにも行かなくていいんですよ。

なぜなら、

ネット証券会社

に口座を開設するのがベストだからです。

えっ、「ネット証券なんて危ないんとちゃうん?」ですって?

いやいや、ネット証券の方が安全ですってば。

少なくとも、店舗で言葉巧みに粗悪な商品を買わされるよりもずっと安全ですよ。

絶対にネット証券会社を利用するべきです!

ネット証券会社はたくさんありますが、その中でも、

  1. SBI証券
  2. 楽天証券

のどちらかで口座を開設しておけば間違いはありませんよ。

どちらの証券会社も、信頼や実績があるのは当然として、取り扱う銘柄の数が多いだけでなく、投資家にとって有益な銘柄が多数ラインナップされているんです。

試しに『ネット証券、ランキング』みたいに検索をしてみてください。

どのサイトでも2社ともベスト3以内に君臨していることでしょう。

株式などの投資をするには、店舗へ行くのではなく、パソコンやスマートフォンで【SBI証券】か【楽天証券】で口座の開設をすることから始めましょう。

また、口座を開設する時には、

  • 特定口座(源泉徴収あり)

を選択することをおすすめします。

特定口座(源泉徴収あり)を選択しておくと、投資によって得られた配当金などに関する『確定申告』を証券会社の方でやってくれるのです。

本来なら投資家本人がすべき申告を代わりにやってもらえるので、特別な理由がない限りは特定口座(源泉徴収あり)を選んだ方がラクですよ。

そして、投資によって得られた配当金に関しては、

  • 再投資

に設定しておきましょう。

これを設定しておかないと『複利』の効果を得ることができず、雪だるま式に資産を増やすことができません。

投資したいファンドを選び、買い付けの設定をし、証券口座へ入金する

ネット証券会社で証券口座を開設したら、次は投資したいファンドを選んで、買い付けの設定をします。

ファンドにはたくさんの種類がありますが、ただ何となく選んでしまっていけません。

ファンドを選ぶ時の条件は、

  1. 『インデックスファンド』を選ぶ
  2. 信託報酬(手数料)が安いファンドを選ぶ※【三菱UFJ国際-eMAXIS Slim】のシリーズが最適
  3. 【毎月分配型】は必ず避ける
  4. 出資先のよくわからないファンドは避ける
  5. 銀行や証券会社で勧めているファンドは避ける

ということです。

選ぶファンドに関しては【三菱UFJ国際-eMAXIS Slim】のシリーズを選んでおけば間違いはありません。

また、せっかく投資信託を始めるのなら、

  • つみたてNISA(少額投資非課税制度)

を絶対に利用しましょう。

具体的なファンドの選び方は別記事で紹介していますので、ぜひ読んでみてください。

ファンドを選んだら、買い付けの設定をします。

ファンドの買い付けの設定といっても、

  1. 選んだファンドの購入金額
  2. ファンドを購入する日付

を決めるだけです。

決まったペースで決まったファンドをひたすら買い続けるように設定します。

その後は、開設した証券口座へ入金をしておけば大丈夫です。

これだけ終われば、選んだファンドが自動的に設定した日に買い付けられます。

これでもう投資家ですよ♪

あとはもう慌てず焦らず、とにかく地道に買い続ける

無事にファンドの買い付けの設定もして、いよいよ投資家デビューしました。

じゃあ、その後には何をすればいいのでしょうか?

簡単です、

基本的に【放置】する

です。

投資を始めるとどうしても株価が気になります。

時にはビックリするほど株価が下がることもあるでしょうし、逆にものすごく上がることだってあることでしょう。

それでも、何があっても【放置】です。

買い付けの設定は一切変えず、ひたすら淡々と地道にファンドを買い続けるのです。

世界の経済は、少しずつではありますが着実に成長しています。

長期投資とは、やがて訪れる世界の成長の恩恵を受けるためにやるんですよ。

一時の株価の上下に惑わされていたら、結果的に損をします。

長期的な目線で見て、何があっても慌てず焦らず、とにかく地道に買い続けることで、いずれは大きく実った果実が得られるんです。

投資だから元本割れのリスクがある

投資に関して、

  • 「とにかくお金を減らしたくないんや。だから、ある程度はお金がちゃんと増えて、なおかつ元本保証してくれるような投資ってないん?」

と聞かれることがあります。

あなたも同じようなことを考えていませんか?

基本的には、

投資には【元本割れ】をするリスクがある

と考えましょう。

つまり、

元本保証でありながら、そこそこ増やせる投資?そんなもん無ぇよ!

ってことです。

元本保証なんて、預金と国債くらいで、ほとんど増やすことなんてできないんですよね。

この記事で投資信託をしようと言っているのは、預金のハナクソみたいな金利に期待するのではなくて、ある程度の利益を得ることが前提です。

ある程度の利益を得たいのならば、それ相応のリスクを負わなければいけません。

投資家がリスクを背負って資金を投じたからこそ、投資をしてもらった企業側は、

  • 「リスクを承知で投資してくれてありがとうございました。おかげで利益が出ましたので、その中から配当金を払いますね。」

って投資家にお金をくれるんですよ。

これは、投資の大原則です。

ですから、投資において【元本保証=無リスク】というのは無理な話なんです。

ちなみに、頻繁に発生する『投資詐欺』では、

  1. 2桁を超えるような【高利回り】
  2. 元本保証

を強調しています。

これらのどちらかを目にしたら、その案件は高確率で【詐欺】であると判断して大丈夫です。

決して騙されないようにしてくださいね。

信託銀行が倒産したら投資したお金はどうなるの?

投資信託というのは、投資家が【証券会社で作った口座(証券口座)】へ入金して、その中から「投資したい分野の銘柄(ファンド)」を選んで買います。

その後は何もしなくても、プロがいろんな会社の株式を売り買いして利益が出るように頑張るのです。

でも、投資家が出したお金は証券会社のプロが管理するわけではないんですよ。

投資家が証券口座へ入金したお金は、証券会社から『信託銀行』へ預けられて保管されます。

信託銀行は、証券会社からの「〇〇会社の株を▲▲円買って下さい。」といった指示を受け、その通りに売買をします。

つまり、

投資家のお金(信託財産)を管理しているのは『信託銀行

なんです。

じゃあ、仮にその信託銀行が『倒産』してしまったらどうするのでしょう?

信託銀行の倒産とともに投資家のお金も無くなってしまうのか?

大丈夫、そんなことはありませんのでご安心を。

信託銀行は、

【信託銀行自身の財産】と【投資家の信託財産】を区別して管理することが法律で義務付けられている

のです。

つまり、もしも信託銀行が倒産してしまっても、投資家の財産が無くなってしまうことはなく、他の信託銀行へ移されて、またそこで同じように管理されていくんです。

だから、投資家は安心して資金を投じることができるというわけですね。

ただし、投資家の出したお金はちゃんと守られていますが、それは【投資による損失が守られる】ということではありませんからね。

投資信託のデメリット

投資初心者にとっては便利な投資方法である投資信託ですが、やはりそれなしに【デメリット】もありますよ。

投資信託のデメリットとは、

  1. 自分のタイミングで売買ができない
  2. 手数料(信託報酬)が必要

だと思います。

まぁコレは仕方ないですよ、だって投資信託は公平性を確保するために【ブラインド方式】という価額(ファンドの株価みたいなもの)がわからない状態で一日に一度だけ取引をするからです。

なので、「市場全体が下がりそうだからすぐに売りたい!」と思っても、あなたのタイミングでは売買できません。

そして、プロに銘柄の選定を任せているんですから手数料は当然ながら必要となります。

あとは、これも当然のことですが、プロに任せるということは銘柄の選定において【あなたの希望】は一切反映されないですからね。

投資信託は【長期】【積み立て】【分散】が大切!

私の知人はお墓を建てる準備金のために投資信託を始めることを決めました。

私が知人の投資に賛成したのは、彼が約20年をかけて比較的安全に毎月コツコツと積み立てていくという方法を考えていたからです。

この考え方は、投資の基本である、

  1. 長期
  2. 積み立て
  3. 分散

が揃っています。

投資をするからには、しっかりと利益をえたいですよね。

それには、上記の3つは必要不可欠なんです。

逆に言うと、この3つができない人はギャンブル要素の強い銘柄に投資するか、投資そのものが不向きかもしれません。

長期投資

投資は長期で行うのがいいと思います。

なぜなら、投資期間の長い方が『複利効果』をより多く得られるからです。

複利とは、

  • 投資元金に運用で得られた利子(配当金)が加算され、その合計金額に対して再び利子が加算されていく

とうことです。

これが繰り返されるほどドンドン資産が増えていくわけです。

だから、長期運用すればするほど投資家にとって有利になるのです。

積み立て投資

投資信託は、ファンドを一括でドンッと買う方法と、回数を細かく分けて買う方法があります。

どちらの買い方がいいかというのは、専門家でも意見が分かれるところです。

で、私がおすすめするのは、

積み立て投資=回数を細かく分けて買う

です。

ちなみに、私の場合は【1ヶ月に一度、同じファンドを同じ金額分で買う】をひたすら続けています。

こうしておけば、

  • 市場全体の株価が上がれば、資産が増える
  • 市場全体の株価が下がれば、同じ金額のまま買える量が増える

のです。

これを、

『ドルコスト平均法』

といいます。

この『ドルコスト平均法』によって、地道にコツコツと積み上げ資産が長い年月を経て一気に花開くのです。

もちろん、ドルコスト平均法を使わずに、一気ドンッと買うのもいいんですよ。

市場全体の株価が上昇局面に入っている時に、一気に資金を投入できれば、投資元本が多い分だけ得られる利益も大きくなります。

たくさんの資金があるのに、積み立て投資を選んでしまうと、せっかくの上昇局面での利益を取りこぼしてしまう、いわゆる【機会損失】を招くこともあるんです。

だから、一括投資派と積み立て投資派で意見が分かれるんですよね。

分散投資

投資をする時に非常に大事なことがあります。

それは、必ず、

分散して投資をする

ということです。

投資の世界でとても有名な格言に、

  • 『卵は一つのカゴに盛るな』

というものがあります。

これは要するに、「一つの銘柄だけに投資をするな」という意味です。

一つの銘柄だけという意味以外にも、

  • 同じ分野へ投資するファンド
  • 同じ地域へ投資するファンド
  • 同じ投資カテゴリー(株式だけ、債券だけ、等)

という意味があります。

同じ分野への投資とは、極端な例でいうと【自動車販売会社】と【自動車部品製造会社】と【タイヤ製造メーカー】の株式を買う、ということです。

これだと、もしも円高が進み【自動車関連】の業種全ての業績が落ち込んでしまうと、資産が総倒れになっちゃいます。

同じ地域への投資とは、例えば、日本の株式だけを買うとか、アメリカの株式だけを買うといったように、国や地域を限定して買う、ということです。

国や地域を限定しすぎると、その国や地域の経済が傾いてしまった時に、資産が大打撃を受けてしまいます。

同じ投資カテゴリーに投資するとは、株式だけ、債券だけ、不動産だけ、コモディティ(金など)だけといったように、いろんな種類の投資をせず同一の種類だけを買う、ということです。

投資はいろんな種類に投資できれば、一つのカテゴリーが低迷しても、他のカテゴリーでその分を補えます。

一つのカテゴリーだけに投資すると、他からの補助がないので、どうしても不安定になりがちなんです。

投資というのは、分野と地域と投資カテゴリーを、なるべく関連性がないもの同士で可能なだけ数多く合わせて買う、という方がリスクを抑えられるんです。

どれだけしっかりと投資先を分散できるかが鍵となり、分散効果の高いほど安定した運用ができるのです。

まとめ:長期で蓄財をするなら預金よりも投資信託がいい。

私の知人は、定年する頃を目安に【お墓を建てる費用】を今から『投資』で準備しようとしています。

つまり、定年までの約20年間を使って、長期投資による資産形成をしようというわけです。

私は、彼の判断は悪くないと思いますよ。

ひたすら現金を貯め込んだところで、インフレに従って徐々にお金の価値を減らしていくことになりますからね。

しかも、銀行には【倒産リスク】もあります。

一方で、投資をすることによってインフレに対応できるだけではなく、資産そのものが増える可能性が十分にあるんです。

ただし、私たちのような投資初心者は、高度な投資判断が必要な『個別株』には手を出さない方がいいですよ。

投資初心者は、誰でもできる【比較的安全】で【高度な投資判断をする必要のない】投資方法をすべきです。

その投資方法とは、多くの投資家同士で資金を出し合い、銘柄の選定をプロに託す、

投資信託

です。

さらに言えば、投資信託の中でも、

  • 『インデックスファンド』

を選ぶのが最適です。

投資は、【長期】【積み立て】【分散】を軸に地道に根気よく続けることが大事です。

世界の経済は、少しずつではありますが成長をし続けています。

だから、そこへ地道に長期的に投資をし続けて、世界の成長と共にあなたの資産を増やすのです。

これからの日本人にとって『将来のために投資をする』というのは【必須科目】となるでしょう。

投資は早く始めた人が有利です。

私の知人は【お墓を建てる費用】のために投資を始め、私は【老後の資金】のためにすでに投資をしています。

さあ、次はあなたの番ですよ。

今までどおり【預貯金だけをする】か、それとも多少のリスクを取っても【将来のために投資をする】のか、どちらにしますか?