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互助会

互助会のお葬式はもう時代遅れ?互助会を利用するべき理由を再確認

「互助会は時代遅れ?」というテキストの背景ある葬儀式場と祭壇
こんな疑問を解消します
  • お葬式で互助会を利用するのはもう時代遅れなの?
  • 家族葬が増えているから互助会は不要でしょ?
  • 互助会よりも料金の安い葬儀社がいっぱいあるのでは?

スマホなどで互助会について調べていると「互助会なんて時代遅れだ。」みたいなことが書いてありますよね。

それを見て「えっ、じゃあ互助会には入会しない方がいいの?」と不安になっていませんか?

先に結論を言うと、互助会は時代遅れではありません。

互助会は戦後にできた制度なので、たしかに古くからあるものですが、現在でもちゃんと利用価値があるものです。

誰かが言った「互助会は時代遅れだ。」という言葉を鵜呑みにし、何も考えずに【料金が安い葬儀社】を利用すると、結果的に《悔いが残るお葬式》となってしまうこともあります。

この記事では、お坊さん歴20年以上の僕が、

  • 互助会が時代遅れと言われる理由
  • お葬式で互助会を利用する理由

について解説しています。

互助会の利用価値を改めて確認するためにも最後まで読んでみてください。

未熟僧
未熟僧
互助会が時代遅れかどうかは、本記事を読んだ後の『あなたの考え方』で判断してください。

互助会のお葬式はもう時代遅れなの?

互助会を利用してお葬式をするのは、もう時代遅れなの?

未熟僧
未熟僧
いいえ、互助会は時代遅れではないですよ。現在でもちゃんと利用価値があります。

互助会というのは、簡単に言えば葬儀費用を軽減するための組織です。

少し前までは参列者が100人~300人という大規模なお葬式がよくあり、そのため葬儀費用の負担もかなり大きなものでした。

そこで、互助会に入って積み立てをしておき、お葬式のときには会員特典を利用することで葬儀費用の負担を軽減していました。

ところが、近年では参列者が100人を超えるような大規模なお葬式はほとんどなく、代わりに小規模なお葬式が急増中です。

お葬式の規模が小さくなれば、それだけ葬儀費用も少なくなります。

そのため、互助会の存在意義を疑問視する人から「互助会はもう時代遅れだ。」と言われることが多くなりました。

しかし、互助会には、

  • 充実した設備を使用できる
  • スタッフの教育レベルが高い
  • 参列者への印象がよい
  • お葬式関連以外にも会員特典がある

など【葬儀費用を軽減すること以外のメリット】もあるのです。

これらのメリットは、昔も今も、そして今後も変わらないので、互助会が時代遅れということはありません。

では逆に、時代遅れではないお葬式とはどんなものでしょうか?

おそらく『規模に合わせた適正な費用で行えるお葬式』といったところかと思いますが、適正かどうかの基準は人によって違います。

最近では、とにかく『料金の安さ』ばかりに目が行ってしまう人が多いのですが、お葬式の場合は安さを追い求め過ぎると、行き着く先は後悔です。

安さを追い求めるとお葬式全体の質が低くなりますので、遺族としては何となく後ろめたいモヤモヤした気持ちになります。

しかも、質の低いお葬式は参列者にとっても印象が悪くなるため、結果的に【悔いが残る残念なお葬式】になってしまいます。

お葬式は故人にとって『最後の晴れ舞台』なのですから、ちゃんと質の良いお葬式を執り行ってあげましょう。

未熟僧
未熟僧
悔いのないお葬式にするために、うまく互助会を利用してください。

ただし、家庭の事情でどうしても葬儀費用を抑えなければならない場合は、生活を最優先して安さを追い求めていいと思いますよ。

互助会が時代遅れだと言われる理由

互助会が時代遅れだと言われる理由はいくつかありますが、その中でも代表的なものは、

  • 家族葬が増えている
  • 互助会のコース内容が時代の変化に合っていない
  • 料金の安い葬儀社を利用すればいい

という理由です。

家族葬が増えている

互助会が時代遅れと言われる理由の1つに『家族葬』が増えているということがあります。

『家族葬』というのは、参列者が【家族だけ】あるいは【家族と、故人と近い関係の親戚だけ】で行われる小規模なお葬式をいいます。

じつは、以前に比べてお葬式の規模はどんどん小さくなっています。

未熟僧
未熟僧
僕がお坊さんになりたての頃は、参列者が100人以上いるのは当たり前でしたよ。

しかし、2010年くらいから徐々に参列者数が減っていき、最近では50人いれば「あぁ、けっこうな人数が来られるんですね。」みたいになっています。

家族葬であれば一般的なお葬式よりも参列者が少なく、その分だけ葬儀費用も安くなりますので、結果的に互助会を利用する必要がなくなるというわけです。

互助会のコース内容が時代の変化に合っていない

互助会が時代遅れと言われる理由には『互助会のコース内容が時代の変化に合っていない』ということがあります。

互助会に入会するときには【積み立てのコース】を選び、5年~10年くらいかけて満期まで積み立てます。

そして、満期を迎えた後も『会員特典を受ける権利』というのは権利を行使するまでは残り続けるんですよね。

未熟僧
未熟僧
ほとんどの会員は満期後ずっと『権利の未使用』の状態になっています。

しかし、お葬式に求められるものは時代によって変化していきます。

それで、いざお葬式をするとなったときに、10年以上前の入会時に決めたコース内容を利用することになり、お葬式に求められるものにギャップが生じてしまいます。

そのため、互助会に入会しても、お葬式をするタイミングによっては利用価値がなくなるため、互助会は《時代遅れ》と言われるのです。

料金の安い葬儀社を利用すればいい

互助会が時代遅れと言われる理由として急増しているのが『料金の安い葬儀社を利用すればいい』ということです。

互助会に入会する主な目的は、いずれお葬式となったときに葬儀費用の負担を軽減することです。

しかし、最初から【料金の安い葬儀社】を利用し、葬儀費用の負担が少ないお葬式をすれば互助会に入会する必要がありません。

近年では格安葬儀社がどんどん増えているので「葬儀費用の負担を軽減するための互助会なんて時代遅れだ。」と言われているのです。

未熟僧
未熟僧
ただし、後述しますが、料金の安い葬儀社には注意点もありますよ。

お葬式で互助会を利用する理由

互助会は時代遅れだと言われることもありますが、それでもやはりお葬式をするために互助会を利用するのも有効です。

互助会を利用する理由は、

  • 家族葬は期待するほど費用が安くならないから
  • 互助会のコース内容は基本的なものだから
  • 料金の安い葬儀社はトラブルがおきやすい

です。

家族葬は期待するほど費用が安くならない

家族葬にすることで葬儀費用は少なくなります。

しかし、あなたが期待するほど費用が安くはならないかもしれません。

未熟僧
未熟僧
ひょっとして、家族葬なら数十万円程度でお葬式ができると思っていませんか?

じつは、家族葬の費用の平均は110万円で、ここに僧侶へ納めるお布施を追加するとだいたい130万円~180万円くらいになります。

一般的なお葬式費用がだいたい150万円~200万円程度なので、家族葬の方がたしかに費用を抑えることはできますが、実際のところ《雲泥の差》というほど安くはなりません。

家族葬でもそれなりに大きな費用が必要なことには変わりないので、互助会で事前に積み立てをしておくと家族にとっても安心です。

【関連記事】:過度な期待は禁物!家族葬の費用の相場は、平均で100万円以上です。

互助会のコース内容は基本的なもの

互助会のコース内容は入会時に決めていますので、ある程度の年月を経てからお葬式をするときに『入会当時は必要だったものが今は不要になっている』ということがあります。

しかし、不要になってしまうものはごく一部の内容だけでしょう。

互助会で用意されているコースの内容というのは、ほとんどが【お葬式で基本的に使用するもの】であり、不要となるものがほぼないんですよね。

例えば、『霊柩車の形が昔のものとは違う』とか『祭壇の種類が変わった』といった変化はあるかもしれませんが、基本的なものが無くなってしまうことはありません。

互助会は【お葬式で基本的に使用するもの】の費用を事前に積み立てておくものであり、さらに会員特典で大幅な割引があるので利用価値はあるんです。

誰かが言った「互助会は時代遅れだ。」という言葉を鵜呑みにして、せっかくのメリットを見落とさないようにしてください。

【関連記事】:【入会前に必読!】互助会の積立てコースによくある内容を項目ごとに解説

料金の安い葬儀社はトラブルがおきやすい

スマホやパソコンでお葬式について閲覧をしていると、お葬式が数万円程度で行えるという広告がときどき出てきますよね。

そして、それを見て「料金の安い葬儀社はいくらでもあるから互助会なんていらない。」と言う人もいます。

しかし、お葬式を数万円程度で行うというのは現実的ではなく、実際にはもっとかかりますのでご注意ください。

数万円のお葬式というのは、

  • 葬儀社がするような専門的なことを遺族がしなくてならない
  • 時間的に無理がある
  • 使用する物のすべてが最低限のレベルになる
  • 式場の設備や備品の質があまり良くない

というものです。

そのため、遺族としては「さすがにコレは・・・、もう少しまともなお葬式にしてあげよう。」という心理になります。

そして、内容を普通のレベルまで戻すためにメニューを追加したりグレードアップさせていくうちに、気がつけば一般的な金額になってしまうのです。

しかし、安さだけで選んだ利用者はこれに納得がいかず葬儀社とトラブルになってしまいます。

未熟僧
未熟僧
一方で、互助会なら割引料金なのに充実した内容と設備のお葬式ができるんですよね。

悔いが残るお葬式にしないためには互助会を利用するということも有効な手段となります。

とはいえ、料金が安くてもしっかりと遺族に寄り添ってくれる葬儀社も多いので、そのような葬儀社が近くにあればぜひそこを利用してください。

まとめ

互助会は現在でもちゃんと利用価値があるので『時代遅れ』ではありません。

互助会には、

  • 大幅な会員割引を受けられる
  • 充実した設備を格安料金で使用できる
  • スタッフの教育レベルが高い
  • 参列者への印象がよい
  • お葬式関連以外にも会員特典がある

というメリットがあり、これらは時代の流れにあまり影響されません。

また、

  • 家族葬は期待するほど費用が安くならない
  • 互助会のコース内容は基本的なもの
  • 料金の安い葬儀社はトラブルがおきやすい

という観点からも互助会を利用する価値はあります。

誰かが言った「互助は時代遅れだ。」という言葉を鵜呑みにせず、あなたが『どんなお葬式にしたいのか』をよく考えて葬儀社を選びましょう。

※互助会を選ぶときにはこちらの記事をご参考にどうぞ。

互助会はどこがいい?お坊さんの僕がおすすめする互助会5選