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うざい!察してちゃんの特徴と心理。相手をするのに困った時の対処法を紹介

お坊さん歴20年以上の未熟僧(みじゅくそう)と申します。

この記事はこんな人に向けて書いています
  • もう『察してちゃん』の相手をするのに疲れちゃったよ・・・。
  • 『察してちゃん』って、一体どんな心理なんだろう?
  • 『察してちゃん』にはどう対処すればいいの?

はぁ・・最近なんだか疲れ気味かも・・・。

(うわぁ、またかよ。今度は何をして欲しいんだ?ほんと『察してちゃん』って面倒だなぁ・・・。)

一緒にいて非常にうざい『察してちゃん』。

『察してちゃん』とは、自分の気持ちや要求をハッキリとは言わず遠回しにアピールすることにより、他の人に察してもらおうとするメチャクチャ厄介な人のことです。

しかも、困ったことに『察してちゃん』本人は多くの人に迷惑をかけていることに気がついていないのです。

ですから、『察してちゃん』と同じ空間にいるだけで疲れますし、相手をしてしまうとさらに疲れます。

そんな『察してちゃん』と呼ばれる人たちには共通する特徴や心理があります。

この記事では、

  • 『察してちゃん』の特徴
  • 『察してちゃん』の心理
  • 『察してちゃん』への対処法
  • 『察してちゃん』になることの危険性

について書いています。

この記事を最後まで読むと、あなたの周りにいる『察してちゃん』の思考が分かり、適切な対処ができるようになりますので、ぜひチェックしてみてください。

『察してちゃん』とは、【腫れ物】で【モンスター】のような人。

『察してちゃん』とは、

  • 自分の気持ちや要求をハッキリとは言わず、他人に察してもらえるよう遠回しにアピールする。
  • 自分の気持ちや要求を誰かが察してくれるまで、しつこくアピールする。
  • ちゃんと察してあげないと、ものすごく機嫌が悪くなる。

という、非常にうざい人のことをいいます。

例えば、

察してちゃん
察してちゃん
あ〜ぁ、なんかもう疲れちゃったな・・・。

察して君
察して君
はぁ・・・何でいつもこうなるんだろぅ・・・。

みたいなことを、わざと他人に聞こえるように言ってる人、あなたの周りにもいますよね?

そいつです、そいつのことを世間では『察してちゃん(君)』と呼びます。

それで、面倒くさいなと思いながらも仕方なく「どうしたの?何かあったの?」って聞いてあげても、

察してちゃん
察してちゃん
あっ、ううん、べつに何でもないの・・・大丈夫。

とか、

察して君
察して君
いや、べつに大したことじゃないんだけどさぁ・・・やっぱりイイや、俺の問題だし。

みたいに、何だか知りませんが拒絶しやがるんですよ。

非常に面倒なのですが、『察してちゃん』の様子を見て、そこにあるヒントから気持ちや要求を察してあげなきゃいけないのです。

そして、それをやってあげないと非常に分かりやすく機嫌が悪くなります。

ちなみに、上記の例の『なんかもう疲れちゃったな・・・。』というのは、

  • 自分がやっていることを誰かに代わってほしい
  • とりあえず「どうしたの?」と声をかけてほしい
  • 「そっか、それは大変だよね。」と【共感】をしてほしい

ということを察してあげなきゃいけないんですよ。

『やっぱりイイや、俺の問題だし。』というのは、

  • 自分の抱えている問題を解決するために手伝ってほしい
  • 「こんな難しい仕事、お前にしかできないよ。」と言ってほしい
  • 「これって実際に経験した人にしか分からない苦悩だよな。」と【共感】をしてほしい

ということを察してあげなきゃいけないのです。

あっ、どうしてほしいのかを本人に直接聞いちゃダメですよ、ちゃんと【察して】あげなきゃいけないんです。

『察してちゃん』に直接聞いたところで、本当の気持ちや要求を言ってくれませんし、それどころか【察して】あげないことに対してキレてきます。

このように『察してちゃん』というのは、とにかくまぁ《うざい》んですよね。

自分の気持ちや要求がどのようなものか、それを正確に理解しているのは当然ながら自分自身です。

だから、何かを訴えたいなら自分の口で言えばいいのに、『察してちゃん』はあくまでも【他人の方から理解してくれる】ことを求めるんです。

しかも、ちゃんと察してもらえなければ露骨に機嫌が悪くなるので周りにいる人は大迷惑なんですよ、だって他人の気持ちなんて正確に理解できませんからね。

ですから、周囲の人はいつも『察してちゃん』の様子を気にかけなきゃいけないので、無駄な労力によって心身ともに疲れてしまいます。

まぁ、言ってみれば、『察してちゃん』というのは【腫れ物】であり【モンスター】のような存在なのです。

非常にうざい『察してちゃん』の特徴と心理

この記事を読んでいるということは、あなたの周りにも『察してちゃん』がいるのでしょう。

『察してちゃん』と一緒にいるのは本当に大変ですよね。

でも、『察してちゃん』には共通する特徴や心理があるので、それらを知っておくだけでも付き合い方が少しラクになりますよ。

ここらからは、『察してちゃん』の特徴や心理を紹介していきますので、ぜひチェックしてみてください。

とにかく【他力本願】

『察してちゃん』というのは、その名前からも分かるように【わざわざ口で言わなくても、私の気持ちを察して〇〇をしてもらいたい】という人のことをいいます。

要するに、『察してちゃん』はとにかく他力本願(たりきほんがん)なんです。

他力本願というのは、『自分ではなく他人のチカラによって物事を進めようとすること』という意味で使われる言葉です。

だから、『察してちゃん』は基本的に《自分から行動して解決する》という考えがなく、いつも他人の行動に期待をしているわけです。

しかも、自分から行動をしないことで『責任逃れ』もできるんですよね。

『察してちゃん』はそのことを分かっていますから、自分は安全な場所にいて、そして他の人に行動をしてもらうだけでなく責任も取らせようとします。

そういう意味では、『察してちゃん』というのは【無責任】なのです。

ちなみに、【他力本願】というのは仏教の言葉であり、本来は『阿弥陀様のありがたいチカラ』という意味です。

阿弥陀(あみだ)様は、善人や悪人に関係無く、どんな人でも必ず救ってくださる非常にありがたい仏様です。

仏教の一部の宗派では『阿弥陀様のお導きにすべてを委ねているだけで幸福に生きることができる』と考えられています。

この考え方によって、『他力本願』という言葉が、本来の《阿弥陀様のお導きに委ねること》から現在の《他人に委ねること》という意味に変化してしまい、それがそのまま使われるようになったのです。

しかし、阿弥陀様だったら『察してちゃん』の気持ちを完璧に察してくれるかもしれませんが、それを私たちに期待されても困ります。

『察してちゃん』は、阿弥陀様にしかできないようなことを私たちに求めているので非常に厄介なんです。

何でも自分のことが最優先

『察してちゃん』がいつでも「自分の気持ちを察してほしい。」と思っているのは、何でも自分のことが最優先だからです。

自分は何もしたくない、でも自分の要求はちゃんと通したい、そして自分の望むことを他人にやらせたい、とはいえ自分の口からは何も言わないよ、というのが『察してちゃん』のスタイル。

すべてにおいて自分が最優先だから、他人を使って《自分の望むこと》をさせようとするんです。

まぁ、簡単に言うと『察してちゃん』は【自己中心的な人】ということですね。

もちろん、『察してちゃん』に限らず、誰だって他人に対して「あ〜、◯◯をしてくれないかなぁ。」と思うことはありますが、それを毎回態度に出してアピールしますか?

そして、誰かが自分の気持ちを察して行動してくれるまでアピールを続け、それが叶わないと不機嫌な態度になりますか?

普通だったらそんなことはできませんが、それを平然とやっているのが『察してちゃん』なのです。

承認欲求が強い

『察してちゃん』は自分の気持ちや要求を口には出さず、他人に察してもらおうとしますが、それは【いつでも自分に注目してもらいたい】という意思の表れでもあるんですよね。

他人から注目される存在でありたいから、遠回しにアピールをすることで他人の意識を自分の方へ向けたがるわけです。

要するに、『察してちゃん』は承認欲求が強いということです。

そんな承認欲求が強い『察してちゃん』は、基本的に【他人よりも自分の方が正しい】と思っているのです。

言い方を変えると『プライドが高い』ということでもあります。

僕の知人の『察してちゃん』の場合は、仕事で問題が起きたときに、自分の考えを口には出さず遠回しにアピールして、

(私の方が正しいんだってば。ほら、せっかくヒントを出してあげてるんだから早く気づいてよ!)

なんてマジで思っていたんです。

本当に有効な方法があるのなら、誰かに察してもらわずに、早期解決のために早く提案してくれよって話です。

まぁ、結局のところ彼女からの提案がなくても問題はちゃんと解決しましたけどね。

人から承認をしてもらいたいのなら、まずはしっかりと成果を出し、ちゃんと自分の意思を明示しなきゃダメです。

自分からは何も言わずに他人から認めてもらおうなんて、そんな都合の良いことを考えてはいけません。

なかなか自分の気持ちを言えない

『察してちゃん』はなぜ自分の気持ちを口には出さず、他人に察してもらおうとするのでしょう?

『察してちゃん』の中には、自分の気持ちを言わないのではなく、なかなか自分の気持ちを言えないという人もいます。

私たちは人それぞれに考え方が違いますから、自分の気持ちや考えを口にすることで、場合によっては他人から間違いを指摘されたり批難されることもあります。

そして、それに対して、

まぁでも自分は自分だし、他は気にしない♪

という人もいれば、

自分は間違っていたのかぁ・・・。

と落ち込んでしまう人もいます。

落ち込んでしまう人の場合は、だんだんと自分のことを言えなくなってしまいます。

これは、自分のことを口にして自分が傷つくのを恐れている、ともいえます。

だから、自分が傷つくことが怖くて『察してちゃん』になってしまう人もいるのです。

とはいえ、他人に察してもらってばかりだと、『察してちゃん』自身も周りの人もイライラしてしまいます。

他人に察してもらえることには限界があります。

厳しいことを言うようですが、本当に訴えたいことがあるなら、しっかりと自分の口で言わなければ相手には正確に伝わらないのです。

嫉妬深い

先ほど説明したように、『察してちゃん』は自己中心的で承認欲求も強いです。

ですから、もしも自分ではない他の人が注目されたり称賛されたりすると、たちまち機嫌が悪くなってしまいます。

『察してちゃん』にとって、自分ではな他の人が脚光を浴びるのは【耐え難いほど悔しい】ことなのです。

すると、脚光を浴びた人に対して、それ以後は態度を変えたり陰口を言ったりするようになります。

また、自己中心的で承認欲求も強いので、交際相手や結婚相手がいつも自分だけを見ていないと気がすまず、場合によってはパートナーの携帯電話やPCの中を平気で盗み見たりします。

つまり、『察してちゃん』は嫉妬深いのです。

もちろん、嫉妬することは誰にだってあることですが、多くの人は自分なりに消化をして気持ちを切り替えます。

ところが『察してちゃん』はプライドが高く、ずっと【嫉妬の火】がくすぶったままなので、いつまでたっても気持ちを切り替えられません。

自分以外の人が脚光を浴びることが気に入らない、でもそれを口に出せないから他の人に察してほしい、ところがなかなか察してもらえずイライラする。

『察してちゃん』は、日頃から自分では何もせずに他人に頼ってばかりいるから、自分自身の気持ちまで整理ができなくなるんですよね。

その結果、【嫉妬深い思考】になってしまうのです。

あえてネガティブな発言をする

自分の気持ちを察してもらうのは簡単なことではありませんが、それでも『察してちゃん』は何とかして察してもらおうとします。

察してもらうには、まず人の意識を自分に向けなくてはいけません。

その方法の1つとして、『察してちゃん』はあえてネガティブな発言をするということがあります。

どうせ自分なんて○○だしさぁ。

とか、

そんなことをしたって無駄じゃない?

みたいに、あえてネガティブな発言をすることで他の人の注意を引くのです。

ところが、厄介なことに、他の人の注意を引くだけ引いておきながら、その後は多くを語らず察してもらおうとします。

ですから、『察してちゃん』のネガティブな発言は、ただ単に注目してほしいときの合図みたいなものだと認識しておきましょう。

SNSへの投稿が頻繁

『察してちゃん』というのは、自分の気持ちや要求を口では言いませんが、他の方法でアピールすることはできます。

最近では、自分のことを発信できる便利なツールとして【SNS】がありますが、このSNSは『察してちゃん』にとって絶好のアピール場です。

ですから、『察してちゃん』はSNSへの投稿が頻繁なのです。

とはいえ、『察してちゃん』というのは、SNSでもやっぱり『察してちゃん』です。

SNSで発信するときくらい素直に自分を表現すればいいのに、クセになっているのか、含みを持たせる表現で書いてしまいます。

いかにも悩んだり困っているかのように、

  • 「はぁ・・・」
  • 「あ~ぁ・・・」
  • 「最近ちょっと病み気味・・・」
  • 「○○って、仕方ないのかなぁ・・・?」

みたいな、やたらと『・・・』とか『泣いている絵文字』を使用するんですよね。

SNSの投稿の裏側にある「誰か私に気づいて!そして、気持ちを察して!」という強いメッセージがそれらに凝縮されているんです。

そして、誰からも反応がなかったり、思うような反応をしてくれないと、次から次へと【察して投稿】をアップし続けます。

そんな『察してちゃん』の投稿に付き合わされる側はたまったもんじゃありませんよね。

いきなりキレる

『察してちゃん』は誰かに察してもらうことで自分を表現します。

しかし、誰も察してくれないと『察してちゃん』はストレスが溜まっていきます。

それが長期にわたると不機嫌がMAXとなり、あるときいきなりキレるのです。

『察してちゃん』自身は徐々にストレスをため込んでいたのかもしれませんが、周囲の人はそんなこと知りませんから、いきなりキレる『察してちゃん』にビックリするのです。

自分のことは自分で解決すればいいだけで、それを他人に依存するからストレスが溜まるのに、自己中心的な『察してちゃん』はすべて他人のせいにして怒るのです。

いつも見ていてあげなければならず、それが不十分だと怒り出す、『察してちゃん』というのはまさに【腫れ物】であり【モンスター】なのです。

『察してちゃん』への対処方法

非常にうざい『察してちゃん』。

そんな『察してちゃん』には適正に対処をしないと、周りにいる人が心身ともに疲れてしまいます。

しかし、『察してちゃん』は自己中心的なので、周囲の人たちがどうなろうとそんなことに関心はありません。

ですから、これから紹介する対処方法を実行して、『察してちゃん』の脅威からあなた自身を守ってください。

とりあえず優しい口調で気持ちを聞いてあげる

『察してちゃん』というのは、自分の気持ちや要求を他人に察してもらいたい人です。

それで、どんなカンジで察してほしいかというと、とにかく優しく察してほしいんですよ。

だから、『察してちゃん』のアピール劇場が始まったら、とりあえず優しい口調で気持ちを聞いてあげるのがいいでしょう。

あっ、気がつかなくてゴメンね。◯◯の方が好きだったよね?

とか、

◯◯ちゃんはどうしたいの?△△でいいのかな?

みたいに、ものすご~く気をつかって優しく気持ちを聞いてあげてください。

たとえ『察してちゃん』の気持ちを的確に理解できたとしても、

ったくよぉ、要するに◯◯すりゃいいんだろ⁉

みたいに乱暴に察してはいけませんよ。

【察してほしい】ということは【いつも見ていてほしい】ということなので、優しく穏やかに《いつも気にかけているよ》ということを伝えてあげましょう。

そうしてあげないと機嫌が悪くなって、その場の雰囲気まで悪くなってしまいます。

『察してちゃん』は自己中心的なので空気を読みません、自分のせいでその場の雰囲気が悪くなってもお構いなしです。

だから、『察してちゃん』の機嫌が悪くなったら、とりあえず優しい口調で気持ちを聞いてあげて、その場を適当にやり過ごしてください。

「あ、私は何でもいいよ♪」は信じない

『察してちゃん』は何でも察してもらいたいのです。

だから、『察してちゃん』と食事をするときは面倒くさいですよ。

普通の人とだったら、

今日は何を食べよっか?

と聞いたら、

う~ん、そうだなぁ、じゃあパスタがいい♪

みたなカンジで話は進みます。

しかし、『察してちゃん』の場合は、

察してちゃん
察してちゃん
あ、私は何でもいいよ♪

って答えます。

ダマされちゃいけませんよ、『察してちゃん』の言う「あ、私は何でもいいよ♪」はウソです。

『察してちゃん』には【何でもいい】なんてことはありませんから、その言葉を信じてはいけません。

『察してちゃん』としては、「何でもいいよ♪」と言いながら、

察してちゃん
察してちゃん
私が何を食べたいかくらい分かるよね?

と思っています。

ですから、【何でもいい】というのは『察してちゃん』からの抜き打ちテストだと思ってください。

ここで何を提案できるかで、日頃からどれだけ『察してちゃん』のことを気にしているかが分かるからです。

でも、『察してちゃん』だって事前にいろいろとヒントを出しているはずです。

「昨日は○○を食べた」とか、「今朝のテレビでラーメン特集をやっていた」とか、事前の会話でヒントを出しているはずなので、それをもとに『察してちゃん』のたべたいものを予測しましょう。

徐々に距離を置く

ここまで記事を読んでくれて、

やっぱり『察してちゃん』とは一緒にいたくないな・・・。

と思ったあなた。

そうですよね、あなたのように『察してちゃん』と距離を置きたいと思う人の方が正常です。

僕としても『察してちゃん』とは距離を置くことを強くおすすめします。

でも、いきなり距離を置くと『察してちゃん』がパニックを起こして何をするか分からないので、徐々に距離を置くようにしましょう。

とはいえ、『察してちゃん』と徐々に距離を置くにはそれなりの【強い精神力】が必要になりますので、その点は予めご了承ください。

気がつかないフリをして、まったく違う話をする

『察してちゃん』は何かにつけて【察してアピール】をしますが、それに乗っかってしまうと『察してちゃん』の思うツボです。

だから、『察してちゃん』と距離を置くためには、アピールに気づかないフリをして、まったく違う話をするといいですよ。

周囲に複数人いる場合、あなたが【察してアピール】に気がつかないフリをして、まったく違う話をすると、『察してちゃん』は他に察してくれる人を求めて自然に離れていきます。

その場に『察してちゃん』とあなたの2人しかいない場合は、あなたが徹底して気がつかないフリをしていれば、『察してちゃん』は機嫌が悪くなります。

でも『察してちゃん』は、機嫌が悪くなっていることも察してほしいのです。

そして、それでも気がつかないフリを続ければ『察してちゃん』は分かりやすく怒りだすでしょう。

そこで、あなたが、

ねぇ、どうしたの?わたし、何かしちゃったかな?

って火に油を注ぎましょう。

『察してちゃん』はカンカンに怒って自然にあなたのもとから離れて行きます。

こういうことを繰り返していれば、しばらくすると『察してちゃん』はあなたに近寄って来なくなりますよ。

共感をせずに、あなたの意見をハッキリ言う

あなたは、自分の気持ちを誰かに【共感】してもらいたいと思うことはありませんか?

楽しいこと、悲しいこと、ツラいこと、腹の立つこと、これらを他人に共感してもらうだけで、幸せになったり、救われた気持ちになったりしますよね?

この【共感】を求める心理は、おそらく男性よりも女性の方が強いでしょう。

もちろん『察してちゃん』も同じで、いつでも共感を求めています。

ですから、『察してちゃん』と距離を置くためには、わざと【共感】をしなければいいのです。

もしも『察してちゃん』が、

察してちゃん
察してちゃん
この前、課長に怒られたんだよね。べつに私は悪くないのにさぁ・・・。

とか言ってきたら、

怒られた理由をもう一度思い出してみて。本当にあなたには落ち度がなかったの?課長だって何の理由もなく怒らないと思うよ。

みたいに、共感をせずに、あなたの意見をハッキリ言うのです。

『察してちゃん』としては、あなたが気持ちを察して一緒に課長の悪口を言ってくれると思っていたところに、予想外の厳しい意見が飛んできたわけですから、かなりモヤモヤすることでしょう。

『察してちゃん』が欲しているのは、正論や解決策ではなく【他人に気持ちを察してもらい、さらに共感してもらう】ことです。

なので、【共感をせず、あなたの意見をハッキリ言う】を続けることで、『察してちゃん』にとっては《自分とは合わない人》になります。

そうなってしまえば、後はもう何もしなくても自然に『察してちゃん』から解放されます。

できるだけ顔を合わせないようにする

うざい『察してちゃん』と距離を置くための方法として、できるだけ顔を合わせないようにするというのが1番シンプルです。

『察してちゃん』がよく出没する場所や時間帯が分かっているなら、そこを避ければいいのです。

『察してちゃん』と顔を合わせなければ、不要なストレスから解放されて、あなたが心身ともに疲れなくてすみます。

とはいえ、職場が一緒だと顔を合わせないわけにもいきません。

そんなときは、できるだけ『察してちゃん』の方向に顔を向けない、一緒にお昼ご飯を食べない、帰宅時間をズラす、などの対策をとりましょう。

もしも『察してちゃん』の方から声をかけられても、「あっ、ごめ~ん。ちょっと今からやんなきゃいけない事があるんだよ。」みたいなカンジでかわしてください。

要するに、できるだけ『察してちゃん』を避けるということですね。

もちろん、人を避け続けるというのは大変なことです、あなただって精神的な強さが必要になります。

しかし、『察してちゃん』と一緒にいるデメリットの方がずっと大きいので、本気で『察してちゃん』と距離を置きたいなら、徹底して避けなくてはいけませんよ。

SNSでも関わらないようにする

『察してちゃん』を避けるために、顔を合わせるだけではいけません。

私たちには、コミュニケーションをとる手段の1つに【SNS】があります。

『察してちゃん』と距離をおくには、SNSでも関わらないようにするということも必要です。

自分から『察してちゃん』に向けて発信しないことはもちろん、『察してちゃん』からの発信に対してリアクションを起こさないようにします。

本来ならブロックをしてもよいくらいですが、それだと露骨過ぎて少し気が引ける場合は【ミュート】機能を使用すればやんわりと拒否できます。

本気で『察してちゃん』と距離を置きたいなら、リアルでもネット上でも徹底的に関わりを持たないようにしてください。

最終的に絶縁をする

『察してちゃん』と一緒にいることは、心身ともに疲れてしまうだけで、周りにいる人たちにとっては何もメリットがありません。

なので、ハッキリ言うと、『察してちゃん』と最終的に『絶縁』をするという方向で考えておきましょう。

もしかしたら、「いや、さすがに絶縁するのは気が引ける・・・。」って思いましたか?

まぁそうですよね、なので気が引けるようなら無理に絶縁をしなくてもいいですよ。

ただ、あなたに1つお伝えしておきますが、『察してちゃん』というのは「他人から察してもらって当たり前だ。」と思っているので、いろいろ察してあげているあなたに対して感謝なんか一切しませんよ。

さらに、『察してちゃん』は自己中心的なので、自分のことは察してもらっても、あなたのことは何も察してくれないです。

あなたは、ただ一方的に『察してちゃん』に対して気をつかい続けるだけなのです。

そして、そうこうしている内に、あなたは確実に心身ともに疲れ切っていきます。

僕は、『察してちゃん』と過ごす時間は、あなたにとっては無駄であるだけでなく有害なものであるとさえ思います。

あなたは『あなたの幸せな人生』のために時間を使ってくださいよ、『察してちゃん』のために、あなたの貴重な時間を使ってるヒマなんかありません。

そのためには、一刻も早く『察してちゃん』とは絶縁するべきだと思いますよ。

ですから、まずはこの記事で紹介した方法で、少しずつ『察してちゃん』と距離を置くようにしてみてください。

すると、やがて『察してちゃん』の方もあなたとの距離を置き始めることでしょう。

『察してちゃん』にとっては【察してくれない相手】というのは《必要なに人間》なのです。

そうなればもう大丈夫です、そのまま『察してちゃん』との付き合いをヤメて、あなたの大切な時間をちゃんと自分自身のために使ってください。

絶対に『察してちゃん』になってはいけない理由

これまで紹介してきたように、『察してちゃん』というのは非常にうざい存在ですし、可能な限り関わりは絶つべきです。

ですから、あなた自身も絶対に『察してちゃん』になってはいけませんよ。

察してちゃん本人は気づいていませんが、じつは『察してちゃん』なってしまうと、本人自身も人生において大きな損をするのです。

ここからは、絶対に『察してちゃん』になってはいけない理由について紹介していきます。

異性にモテない

当たり前かもしれませんが、男女を問わず『察してちゃん』と一緒にいても楽しくないと思っている人がほとんどです。

ということは、一緒にいても楽しくない『察してちゃん』は、異性にモテないです。

これは間違いありません、『察してちゃん』はモテない、モテるはずがありません。

あなたもよくご存じのとおり、『察してちゃん』の気持ちを察し続けるというのは本当に疲れます。

一緒にいて疲れるような相手とお付き合いをしたり、ましてや結婚したいなんていう人はいないですよ。

ですから、『察してちゃん』でいることは、高確率で、

  • 好きな人と付き合うことの幸せ
  • 結婚をすることの幸せ

を取りこぼしてしまうのです。

たしかに自分の気持ちを察してもらえると非常にラクですが、そんなことを続けている限りは【ずっと独身】でいることになるでしょう。

友人がいなくなる

『察してちゃん』と一緒にいても楽しくはありません。

それどころか、長時間一緒にいると苦痛になってきます。

ですから、異性にモテないだけではなく、友人がいなくなるという危険性も高いです。

まぁ普通に考えて、一緒にいて疲れる人と友達になんかなりたくありませんよね。

『察してちゃん』は他の誰かに察してもらいたいはずなのに、自分の行動によって【察してくれる人】を減らしているわけです。

何でもそうですが、他人に依存ばかりしている人は、恋人としてはもちろん、友人としても付き合うメリットがありません。

『察してちゃん』になると、どんどん人を遠ざけてしまい、気がつけば誰も周りにいなくなるという悲惨な結果を招くことを理解しなくてはいけません。

逆に言うと、「私はどうしても人付き合いが苦手だから、人との接点を絶ちたい。」という場合は、積極的に『察してちゃん』になればすぐに人が離れてくれます。

太りやすい

『察してちゃん』は自己中心的で他力本願です。

自分は何もしないくせに、他人の力によって自分の望みを実現させようと考えています。

それって、要するに『察してちゃん』は自分自身にメチャクチャ甘いということなんですよね。

だから『察してちゃん』は、何に対してもなかなか我慢ができません。

なかなか我慢ができず自分の欲求のままに生活してしまうので、その結果太りやすいのです。

もちろん『察してちゃん』だってダイエットをします。

そして、自分なりに頑張って1kgくらい痩せたら、今度はそれを誰かに気づいてもらいたくて仕方がなくなります。

とにかく、誰かに「あれ?◯◯ちゃん少し痩せたんじゃない?」と言ってもらうことしか頭にありません。

でも、1kgの変化なんて他人には分かりませんので、いつまでたっても聞きたい言葉が聞けないのです。

『察してちゃん』にとってダイエットをする目的は【痩せた自分を誰かに見てもらうため】であり、【健康のため】ではありません。

だから、誰からも気づいてもらえないダイエットなんて意味がないのです。

それで、せっかくダイエットを始めても《誰にも気づかれない》のですぐにヤメてしまい、どんどん太っていくわけです。

とはいえ、『察してちゃん』は、いろんなダイエット方法を試したところで、どのみち我慢ができないので何をやっても思うようには痩せられませんけどね。

ダイエットなんて、【我慢を継続できるかどうか】だけの問題であり、ハッキリ言って【方法】なんて関係ないです。

我慢ができない人はダイエットなんかできるわけありませんので、どんなに優れたダイエット方法があっとしても『察してちゃん』には成功させることができないのです。

このように、『察してちゃん』になってしまうと、我慢ができずにどんどん太ってしまい、やがて健康を害すリスクがあるので要注意です。

基本的な信用が無くなる

あなたは、トラブルを解決するために誰かのアドバイスが欲しいとき、

  1. いつも自分でよく考えて、自分から行動をする人
  2. いつも他人まかせで、自分から行動をしない人

の2人がいた場合、どちらの話を聞きたいですか?

ちゃんと自分で考えてしっかりと行動に移せる人からアドバイスを聞きたいと思いませんか?

ちゃんと自分で考えた上で行動できる人というのは、1人の人間としてある程度の《信用》があると思います。

まぁ、その考えや行動が本当に正しいものかどうかは別の話ですが、物事に対して真剣に取り組んでいることは確かです。

一方で『察してちゃん』はいつでも他人まかせですから、自分の考えや意見があるのかどうかハッキリしません。

おそらく『察してちゃん』だって自分の考えがあるのでしょうけど、それをちゃんと自分の口で言わない以上は【無い】のと同じです。

物事をすべて他人まかせにしている人は、物事に対して真剣に取り組まないので、どうしても信用がありません。

ですから、『察してちゃん』は、他人に察してもらってばかりいると、基本的な信用がなくなるのです。

他力本願はとてもラクなんですが、そればかりだと【信用されなくなる】という《対人関係における大きな損失》があることを忘れてはいけません。

お金持ちにはなれない

他人に依存しまくっている人に何か重要な仕事を頼むことはありません。

もちろん、すべての仕事を1人で抱えてしまわず、ときには仕事を他の人にふることも必要です。

しかし、いつでも他人に依存している人は【自分で責任を負いたくない人】なので、そのような人には重要な仕事を任せることができません。

重要な仕事であればあるほど《責任感のある人》に任せるのです。

ですから、『察してちゃん』は重要な仕事を任されることがなく、それだけ周りの人よりも出世が遅れて、その結果なかなか給与も上がりません。

給与が上がらなければ、【転職をする】あるいは【自分で事業を起こす】という選択肢もありますが、他人まかせの『察してちゃん』にはそのような行動力はありません。

『察してちゃん』は、同僚や後輩たちがどんどん昇給していくのを横目に見ながら、それでもずっと他人まかせで生きていくのです。

つまり、『察してちゃん』はいつまでたってもお金持ちにはなれないのです。

お金がないと何だかミジメな気持ちになりますし、将来のことだって不安になります。

もしかすると、そんな気持ちを察してくれる人がいるかもしれませんが、それ以上のことはしてくれません。

どんなに察してもらったところで、お金を稼ぐには自分で行動しなきゃいけません、何もしないでお金をくれる人なんかいないのです。

幸せな人生を送るために【お金】は絶対に必要です。

だから『察してちゃん』のままでいると、いつまでたってもお金持ちにはなれませんし、お金も心も余裕のない不幸な人生を歩んでしまいます。

バカにされる

誰だって自分にできないことがあったら他の人に頼ることはあります。

でも、ずっと頼りっぱなしでは、周囲の人から冷ややかな目で見られます。

しかも、他人に頼るばかりか「私の気持ちを察してもらって当たり前」なんて思っているような人は、きっと周囲の人からバカにされることでしょう。

自分の気持ちや要求をちゃんと言わないで、それを他の人に察してもらいたいなんて、子供じゃねぇんだぞって話ですからね。

そんな幼稚なことをやっている人はバカにされて当然です。

『察してちゃん』になってしまうと、最初はいろいろと察してくれていた人も徐々に離れていき、知らないところでバカにされてしまうので注意しましょう。

『察してもらうこと』を期待するのは、他人への【暴力】である

僕は、どうしても『察してちゃん』のことが好きになれません。

自分の気持ちや要求をちゃんと言わず、周囲の人たちに察してもらおうとし、それができないと露骨に不機嫌になるような【自己中心的】で【他力本願】な人が目の前にいると本当にイライラするのです。

『察してちゃん』が1人いるだけで、周りにいる人たちは本当に迷惑な思いをしますし、余計な気疲れをするので心身ともに疲れてしまいます。

それで、僕は思いました。

『察してちゃん』のように、【察してもらうこと】を期待するのは、他人への【暴力】であると。

相手のことを思いやり、その気持ちをくんであげる、これは人間関係において大事なことです。

しかし、それは皆がお互いにやることで成り立つのです。

誰か1人だけのことを思いやり、その気持ちをくんであげたってダメなんです。

人の気持ちを察するには意外とエネルギーが必要です。

自分の気持ちを察してもらえるのは非常に助かりますが、常にそれを他人に求めることは、その人に大きな負担を強いることなのです。

だから、『察してちゃん』のように【察すること】を強要するのは、もはや他人に対する【暴力】なのです。

まとめ:『察してちゃん』はとても厄介。できれば絶縁をしよう。

『察してちゃん』は、自分の要求を口には出さず遠回しにアピールすることで、それを他の人に察してもらおうとする非常に厄介な人です。

『察してちゃん』と一緒にいると非常に面倒くさいですし、メチャクチャ疲れます。

『察してちゃん』の特徴と心理を要約すると、【他力本願】そして【自己中心的】です。

ですから、『察してちゃん』はあなたに対して自分の要求をしつこくアピールすることはあっても、困っているあなたの様子を察してくれることはありません。

つまり、あなただけが一方的に心身ともに疲弊をしてしまうので、『察してちゃん』との付き合いを続けるメリットはないのです。

簡単に付き合いをヤメることはできないかもしれませんが、最初だけ優しく話を聞いてあげて、その後は徐々に距離を置くようにしましょう。

そして、最終的には、できるだけ『察してちゃん』と絶縁をしましょう。

あなたはこの記事をここまで読んでくれるほど『察してちゃん』に困っています。

そんな『察してちゃん』と一緒にいても時間の無駄、というか大きな損害でしかありません。

この記事を参考にしていただき、『察してちゃん』との関係を絶ち、あなた自身もそうならないように気をつけてくださいね。

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